自然に学ぶ『三富今昔村』
こんにちは!
毎日暑いですね。
これだけ暑いと外に出るのも億劫になってしまいます…。
熱中症に注意しつつ、クーラーに飼いならされた生活にならないように、注意したいですね。
ということで、今回は自然豊かな里山で様々な体験ができる「三富今昔村」を紹介します!
入間郡三芳町にある三富(さんとめ)は、江戸時代にひらかれてから長い間、多様な生態系をもつ里山として、人々と共存していました。
やまゆりの花が群生するその美しい雑木林は、「ヤマ」と呼ばれ、親しまれたそう。
ところが時代の流れとともに「ヤマ」のありがたみは忘れられ、里山にはゴミが散乱するように。
生物もどんどん減っていきました。
「このままではいけない。」と行動を起こしたのは地域の方々。
不法投棄されたゴミを拾うことからはじめ、現在では生物多様性の高い里山に復元されました。
そして今、ここ三富今昔村では、人と自然と技術の共生を考え、学ぶ「環境教育フィールド」として、若い世代へ里山の新しい価値を伝える活動がなされています。
農業体験や、収穫した作物の調理体験、森の生物観察、リサイクル工場見学、廃材クラフト体験などなど…
普段の生活ではなかなか目にすることのない自然や、循環型社会のあり方を学ぶことができます。
お子さんの自由研究にぴったりなのはもちろん、大人でも新たな発見がたくさんありますよ。
三富今昔村で豊かな自然に癒されながら、これからの社会のあり方について、考えるきっかけになったらいいですね!
それではまた来週!